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米サイドストーリー

「ベイサイドストーリー」と読みます。枚方市の米屋「ことぶき米穀」の店長が、米屋の日常などを書きます。古い記事の場合、お米の価格が変わっている可能性があります。最新の価格は、ホームページでご確認ください。

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NHK朝ドラ『わろてんか』

NHKの朝の連続テレビ小説を見ていますか?
いま、2017年10月からは『わろてんか』が放送されています。

実は私、撮影のお手伝いをしてきました。

1年くらい前に電話があり、ドラマで明治時代の米屋のシーンの撮影があるが、話が聞きたいとのこと。
そこから何度か実際に会ってやり取りをして、話の流れから撮影にも立ち会うことになりました。

セットが組みあがったときに、実際にスタジオまで見にいき、
リハーサルには半日立ち会ったり、撮影現場にも米屋に関係のあるシーンにはほぼ立ち合いました。

もちろん出演者の方々とも会いましたし、米の持ち方や、升での量り方などの指導などもしてきました。

このドラマ、基本的にお笑いの寄席の話なんですが、2週間ほど米屋のシーンがあり、
その2週は月曜日にテロップで私の名前も出ましたよ。

わろてんか テロップ

この話は、私のやっているネットラジオ コメヤ88 でも話しているので、興味ある方はぜひ
Vol.031 朝ドラ「わろてんか」 feat.ちゃんナカ
Vol.040-1 わろてんか その2(前編)
Vol.040-2 わろてんか その2(後編)

ちなみに、米屋のシーンで、足踏み精米で臼の中に入っていたお米は私が精米しました。
それが、山口県美祢産「美穂のかほり」です。

大変貴重な体験をさせていただきました。
ドラマは毎日見させていただいてますが、大変面白いです。
もしまだご覧になっていない方は、ぜひ見てみてください~

  by ことぶき米穀 店長


あなたはお米で例えると何タイプ?『おこめ占い
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| メディア | 16:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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酒米を食べたことありますか?

長野県の八重原 隠し田米を作ってくれている生産者 白倉さんが大阪に来られた時に、
年に1回くらいの割合ですが、大坂の米屋グループとで飲むことがあります。

それが2月くらいの話だったでしょうか。
その時の会話で白倉さんが酒米も作っているという話題になり、

米屋「そうえいば酒米って食べたことないなぁ~。やっぱまずいんかな?」

白倉さん「まだ在庫ありますし、送りましょうか?」

米屋一同「おお、それはいい!食べてみようやないか!」

というわけで、白倉さんに送っていただきました。
品種は「金紋錦」
見た目はこんな感じ

酒米

形は普通のお米と変わりません。
白いお米が多いですね。
いや、お米のお腹のあたりが白いということであれば、ほぼ全部が白いですね。

主食用のお米ならば、白いお米は嫌がられる傾向にあります。
(私はダメだとは思いませんが)
しかし、酒米は白ければ白いほどよい酒米らしいです。

酒蔵見学には何度か行ったことがありますが、酒米は表面をものすごく削られます。
実際に使用するのは芯の部分のほんのわずかです。
なので、よいお酒になるお米と、美味しいご飯になるお米とは根本的に違うんですね。

さっそく食べてみました。
(写真とりわすれ)

炊き上がったご飯の見た目は、ほんとうに普通のご飯です。
多少、ツヤがないとか、そういうことはありますが、別にとくに何の変哲もないご飯です。

食べてみた感想は、美味しくないです。

食感もザラザラしてるし、粘りもない、味もほとんどない。

こんなご飯をお店で出されたら、、、、
いや、たまにあるな。このレベルのご飯を出す店、、、

で、食べてみて思ったのですが、美味しくないけど、食べられなくはない。
濃いめのおかずと食べたり、カレーをかけたりすれば、全然問題ないです。

結論としては、主食として食べたくはないけど、食べるお米が無いときには酒米を食べても生きていける ということでした。

  by ことぶき米穀 店長

長野県東御市の隠し田で作られたコシヒカリ「八重原 隠し田米」5kg 2,750円(税別)

| | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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異世界に・・・

先日、米屋の新年会が大阪の梅田でありまして、行ってきました。
普通に楽しく飲んで、2軒目は阪急の下のかっぱ横丁で軽く飲み直し。
同じ方面に帰る人と二人で、いい感じにお酒もまわっての帰り道です。

梅田は大阪の北の方。
私の乗る京阪電車は梅田から地下鉄で一駅南に下ったとこで乗り換え。

かっぱ横丁を出て、寒いのですぐに地下に入りました。
梅田の地下は迷路です。
田舎者なので上の案内を見ながら地下鉄を目指しますが、酔っ払っているので少し遠回り。
なんやかんやで、地下鉄の改札を発見。

改札を通って階段を下りて、ホームに出たら、南へ下る方面のホームへ。

ここからちょっと地形をイメージしながら読んでくださいね。

これから京阪電車に乗り換えるために向かう駅は淀屋橋という駅。
南北に走る地下鉄なのでホームも南北に広がっています。
淀屋橋では、一番北側の改札を出るとすぐに京阪電車の改札に向かえます。

ということは、今いる梅田の地下鉄ホームでは、北側にいないといけません。
電車に年に数回しか乗らない私は、ここでいつも迷うんですよねぇ。
たいてい酔っ払ってるし。

「えっと、京阪のるためにはここでええんかな?向こうの方までいかなあかんのかな」
「(線路の向こうにある標識を見て)淀屋橋と中津やったら、淀屋橋のほうちゃいますかね」
「あ、そうか、うん、こっちこっち、あ、ちゃうやん」
「あ、ちゃいますね、淀屋橋に向かう反対側やわ」

みたいな酔っ払いの会話をしながら、行ったり来たりしてました。
とりあえず、降りてきた階段まで戻ってきて、ここでよかったわーみたいな感じで電車を待つ。
来た電車に乗り込んで、一駅。

降りて目の前に階段があったので登ってみると、そこには見たことのない光景が。
年に数回とはいえ、何十年も利用している駅です。
普段なら階段を上ってまっすぐ進むと正面に大きな改札があるはず。
でも、目の前は行き止まりで、右手に小さな改札。

「は?なにこれ?」「どこ?」「あれ?淀屋橋であってるよな?」

書いてあったのが「淀屋橋中央改札」

こんなん今までなかったって。
半信半疑で改札を出て、電車で向かってきた方向と逆に進みます。
それにしても見たことがない。

異世界に入り込んでしまったんじゃないか?
地上に出たら2217年くらいとか?

みたいなことを思いながら進むとふっといつもの北側の改札の横に出てきました。
急にいつもの景色が広がって、いつも通り京阪電車が見えてきたわけです。

勘のいい方はもう気づいてると思いますが

一緒に帰ってた人が、「やっぱり前の方に乗らなあかんかったんやで」ってしつこく言う。
でも、どう考えても後ろに乗らないと北側にならないんです。

この時の私はまだ こわいなーこわいなー みょーに変だなー って思ってたんです。
その時わたし、気づいちゃったんです。

梅田の地下鉄に下りる段階で、なぜかホームの一番北側に下りてきたと思ってたんですが、
南北に伸びるホームの真ん中あたりに下りてきただけだったんですよね。

つまり、乗った電車は前でも後ろでもなく、真ん中あたりの車両だったから、
降りたホームの階段も中央だったっていう話です。

  by ことぶき米穀 店長

農家を厳選し、厳しい基準をクリアしたお米だけが名乗れるブランド米「美穂のかほり」 5kg 3150円(税込3402円)

| ことぶき米穀 | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ポッドキャスト「こめやんの コメヤ88」

謎の米屋こめやんがお送りするポッドキャスト「コメヤ88」→こちらから聴けます

ポッドキャストとは、パソコンやスマホから聴けるネットラジオで、アップルが提供するサービスです。
もともとはiPod向けのサービスでしたが、今ではiPhone でも Android でも聴くことができます。

iPhoneなら最初から「ポッドキャスト」のアプリが入っています。
Androidでも「ポッドキャスト」で検索すると聞くためのアプリがすぐに見つかります。

それぞれのアプリから「コメヤ88」と検索すると出るはずです。
WiFi環境でダウンロードしておけば、外出先でもパケットを使用せず聴くことができます。
普通の音楽のように、途中で止めても続きからの再生もできます。(ストリーミングだとできない)

お米について語っている番組ですので、ぜひお聞きください。

  by ことぶき米穀 店長

あなたはお米で例えると何タイプ?『おこめ占い

| ノンジャンル | 16:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【新発売】神吉米(かみよしまい)

今年の夏に京都のある産地に視察にいきました。→その時の記事
秋に入荷する予定と書いてますが、いろんな都合で入荷がこんな時期になっちゃいました。

夏の記事では詳しい産地の場所まで書きませんでしたが、正式に商品化しましたので発表です。

京都南丹市の 神吉地区 です!

あ、いや、これを読んでいる人は「だからなに」という感想でしょうが、ここ隠れた名産地なんです。
恥ずかしながら私も知りませんでした。
夏に一緒に行ったお米屋さんが知っていて、農家さんに聞いてもここはとてもよいお米の獲れる場所らしいのです。
実際、山の上にある盆地で、気温も低く、日照時間も長い、さらに湧水が豊富と、米の産地としては最高の環境です。

農家の方は実はここではない場所に住んでいて、米を作っていたけどどうしても美味しいお米が作れないということで、いろいろ良質米の作れる産地を探していたら、ここの田んぼを借りることができたらしいです。
毎日車で1時間近くかけて神吉まで通って米作りをされているのですが、その価値があるほどの地区だということです。

そのお米がこちら
神吉米_米袋
京都府南丹産
神吉米(コシヒカリ)
精米5kg 2150円(税込2322円)


最初は神吉のお米はそんなに数量がないから出せないと言われましたが、交渉の末、初年度から結構な数を仕入れさせていただくことになりました。
他にはほとんど出回っていないお米です。
ぜひお試しください。

  by ことぶき米穀 店長

枚方市内は配達無料
3240円以上お買い上げの場合、送料無料(北海道・沖縄除く)
4320円以上お買い上げの場合、支払手数料無料
5400円以上お買い上げの場合、北海道・沖縄も送料無料

| 商品紹介 | 11:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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