米サイドストーリー

「ベイサイドストーリー」と読みます。枚方市の米屋「ことぶき米穀」の店長が、米屋の日常などを書きます。古い記事の場合、お米の価格が変わっている可能性があります。最新の価格は、ホームページでご確認ください。

2009年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年04月

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【逆説のお米選び】店頭精米

お店の中に小型の精米機を設置して、その場で玄米を精米する店頭精米が最近多く見られます。
米屋はもちろん、酒屋やスーパーでもよくある形態です。
当店でも設置しています。

玄米をその場で精米するので、搗きたてを買うことができるのが最大のメリットで、最近の小型精米機は、精米の度合いが細かく選べるのも魅力です。
つまり、七分搗きや、五分搗きなどが簡単にできるということです。

いいことづくめのようですが、そうでもない点もあります。
まず、精米するのに時間が数分かかるのを待つ必要があるのが難点です。
あと、小型精米機には選別機がついていないことが多く、被害粒などを選別できないことが多いです。
(当店では玄米の段階で、手で選っています。)

店頭精米の場合は、大体の場合は、玄米販売になり、精米後にヌカ層が減った分の白米をお持ち帰りになると思います。

お米は大体、玄米30kg袋か60kg袋などで仕入れます。
そこから精米したときに60kgなら1割減って54kgくらいになるので、玄米60kg価格を54で割ると1kgあたりの白米価格になります。
ここから、販売価格を決めます。

ということは、玄米1kgと、白米1kgでは玄米の方が安いです。
当店では玄米は白米の価格よりも安く設定しています。
そうでない店もありますが、それはその店の価格設定のほうほうが当店と違うのだと思います。
それは個店ごとに自由なので、いいと思います。

当店では、白米は5kg袋、10kg袋、千円均一などで、玄米は1kg単位の量り売りです。
お米の販売をすべて玄米にしている店もあります。
つまり、玄米価格で○○○円、内容量は約9kg。
それも別にいいと思います。

しかし、すべて店頭精米で、「精米してお届けします」というのは、本当なのかと思ってしまいます。
5~6台の小型精米機と、つきっきりの店員のいる店なのか、よっぽど売れない店なのか。
いや、別にできないことはないです。
実際にそうしている店もあるのでしょう。
(私の知っているお米屋さんでは、ちゃんと小型精米機店頭精米のスタイルでやっておられます)

ただ、大型精米機、中型精米機を使っているのに店頭精米をウリにしている店があるのが残念です。





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| こめ知識 | 23:23 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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