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米サイドストーリー

「ベイサイドストーリー」と読みます。枚方市の米屋「ことぶき米穀」の店長が、米屋の日常などを書きます。古い記事の場合、お米の価格が変わっている可能性があります。最新の価格は、ホームページでご確認ください。

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【産地訪問】熊本 益城・阿蘇【地震被災地域】

怒涛の産地訪問 第3弾です。

2016年9月18日(日)
熊本空港に降り立ち、熊本経済連の方に、地震による被害の大きかった地域へ連れて行ってもらいました。

4月に起きた大地震で、熊本を中心に九州に大きな被害をもたらしました。
当初は、スケジュールが合わないのと、地震で大変なときに押し掛けるのは良くないのではないかという意見から、今年は行くのはやめておこうと決まりかけました。
しかし、私は、地震のあった年だからこそ行くべきではないのかと思い、一人でも二人でも行った方がよいと提案。
ということで、今回は米屋は二人だけの訪問。卸会社から一人とで3人です。

テレビで見て心配し、電話を掛けて状況を確認、契約産地には被害がなかったと聞いて安心する。
大阪にいるとこれが限界です。
実際に被害状況を見て、実感し、熊本復興に微力ながらも協力するということが必要なのではないかと。

というわけで、ニュースでもよく目にした益城地区へ向かいました。
そこに至るまでも、道中には地震の被害があちこちにあり、経済連の方に説明してもらいながら連れて行ってもらいました。

益城地区に入るとニュースで見た映像がそのままの状態で残っている建物がたくさんあります。
民家の2階がそのまま1階を押しつぶすような状態だったり、道もデコボコだったり。
4月から5ヶ月経過していますが、ほとんど手が付かずの建物がものすごい数ありました。

崩れた民家を写真に撮るのは一般人の我々のやることではないと思い、写真には残しませんでしたが、心に刻んできました。
家がこの状況ということは、まだ避難生活が続いており、経済的にも大変な状況だということがうかがえます。

地震直後にたくさんの方が避難された体育館にも行きました。
中に残っている方はずいぶん減っているみたいでしたが、今でもここで生活されている方もおられるようです。
地震活動もまだ収まっていないので、いつでも避難できるようにしているのかもしれません。
体育館の入り口付近に真新しい木の椅子が10個ほど置いてありました。
よく見ると、「石巻工房」と書いてありました。

次に行ったのが、こちらも被害の大きかった阿蘇です。
当店では取り扱っておりませんが、お米の産地としてもかなり良質米の産地です。

この日は台風が迫っていることもあり、阿蘇の外輪山の上を通っているときも霧がひどく、景色的なものは全く見えませんでした。
道中に見える田んぼも、雨続きで刈取りができず、収穫適期を越えているように見えました。
地震の影響から、湧水が水路に流れなくなり、田んぼに水を引くことができず、お米ではなく大豆に転作している箇所が多くみられました。

阿蘇の山肌も崩れている箇所が多く、この雨でさらに崩れることもあるかもしれません。
以前に阿蘇に来たときは、牛の放牧が多くみられましたが、今回は1か所で見たのみ。
牛については正確なことはわかりませんが、放牧は危ないので避難させているのでしょうか。

以前、こちらに来た時に訪れたこともある阿蘇神社に行ってきました。
地震で崩れていると聞いていましたが、実際に目の当たりにすると衝撃でした。

20160918熊本01 

以前は普通に参拝しにきましたが、その時の神社がここまでとは。
お参りもできるようになっていたので、お賽銭を投げ込み、お参りしてきました。

神社を後にしたころにはお昼時になっていたので、昼食をとりました。
経済連の方に、何食べたい?と聞かれ、阿蘇に来ているので「赤牛」を所望。

20160918熊本02 

赤牛の握り寿司

20160918熊本03 

赤牛のステーキ

赤牛は、脂身が少なく、肉の味が濃いので、いくらでも食べられます。
書けば書くほど反感を買いそうなので、一言だけ。「美味しかった」

食後、以前にも来た「白川水源」に。

20160918熊本04 

ここの水は相変わらず澄んでいて安心しました。
しかし、この周りは崩れている箇所もありました。

他にも阿蘇のライスセンターや、東海大学の学生寮、益城と変わらないくらい崩れた集落なども見ました。

その後、熊本市内へ移動。
この日は祭りが開催されており、市街地を馬を引いた一行が楽しそうに練り歩いていました。

20160918熊本05 

もっと見ていたかったですが、熊本城も見たかったので移動。
熊本城も石垣が崩れていると報道されていましたが、中には入ることができず、周りから見るだけでした。

20160918熊本06 

写真の中央やや左が崩れているのわかるでしょうか。
拡大してみましょう。

20160918熊本07 

さらに

20160918熊本08 

石塀も崩れています。
見ることは出来ませんでしたが、もっと大きく崩れている櫓や石垣もあるそうです。

以前、一口城主になりましたが、これを直すとなるとまた莫大なお金と時間が必要になるでしょう。
いたたまれない気持ちになりました。

今回、これらの被災地区を見て感じたのは、復興できているところと、そうでないところの差が激しいということです。
地震直後のままの形で手つかずで残っている建物などが本当に多くありました。
大阪に住んでいると、テレビなどで報じなくなると、もう復興したかのような錯覚を起こしてしまいがちですが、現場を見ると復興はまだまだなんだと思います。
これはもちろん東北もそうですし、他にも災害を受けた地区も復興には時間がかかるでしょう。

大切なのは、実際に足を運び観光などをしてお金を使ってくるとか、その産地で作られたものを正規の値段で購入し、現地にお金が入るようにすることでしょう。
(うそみたいに安い価格のものは、産地にお金が入らないかもしれません)

当店では熊本のお米を15年くらい扱っています。熊本にも毎年通っています。
熊本のお米を頑張って売り、現地の状況を正確に伝えるのが私のできる応援だと強く感じました。

で、熊本の夜は、いっぱい美味しいものを食べて、経済の一旦を担ってきました。

20160918熊本09 

つづく。

  by ことぶき米穀 店長



| ことぶき米穀 | 17:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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